工房まで足をお運びくださった方はご存知かと思いますが、京千では11名のスタッフで製品を作っていると共に、個人でも制作を行っています。
それは量産する商品、製品というより、「日々土と触れ合っている私たちが、思うがままに作りあげたもの」です。
ですがその思うがままに作り出す行為はとても自然なことで、京千で長年大切にしていることでもあります。
京千はデザインから型、製造を一貫して行っています。
その環境ならではの商品作りと、そこから少しはみ出した個々の制作と、どちらともに良い影響を与えながら焼き物を作っています。
個人での制作はとてもゆっくりしたペースではありますが、京千の製品共々、ご覧いただける機会がありましたら大変嬉しく思います。
長岡千陽(京千)より展覧会のお知らせです。
よろしくお願いいたします。
【うつわ、その先に 陶-魂のかたち】
・会期 2016年10月5日(水)〜11日(火)
・会場 日本橋三越本店 本館6階 美術サロン
*オープニングレセプション 10月5日(水)17:00~
・企画・監修 多治見市文化工房ギャラリーヴォイス
【出品作家】
長岡 千陽 (Nagaoka Chiyo)
中島 克子 (Nakashima Katsuko)
奈良 祐希 (Nara Yuuki)
(50音順、敬称略)
【展覧会概要】
日本美術の中で世界的に注目されている現代陶芸。
日本の伝統工芸の歴史を踏まえながらも旧来の区分による価値観にとらわれない、五感に響く陶芸作品が近年次々と発表されています。
今回の「うつわ、その先に 陶-魂のかたち」では「うつわ」というカテゴリーから派生した新しい表現を展開している3人の陶芸家を紹介いたします。/ ギャラリーヴォイス